(点滴受付時間)
午前受付時間:
10:00~12:30(最終受付)
午後受付時間:
14:30~18:30(最終受付)
(注)日曜日の点滴最終受付は、16:30となります。
(なお、アミノ酸点滴および高濃度ビタミンC20g以上の点滴をご希望の方は点滴時間を要するため、ご相談ください。)
事故や災害などで高い放射線量に被曝(ひばく)した場合に起こる骨髄抑制などの放射線障害は、大量のビタミンCを投与することで軽減できたとする研究結果を、防衛医大の研究チームが米科学誌「プロスワン」に発表しました。
大量の放射線を全身に浴びると、活性酸素が細胞の中に大量に発生し、活性酸素は遺伝子や細胞などに損傷を与え、骨髄や腸管など分裂の早い臓器を傷つけてしまいます。正常に、再生されればよいのですが、遺伝子の損傷などは、修復ができない状況になると、細胞死を起こしたり、癌化することもあります。
研究では、致死量である約7・5シーベルトの高い量の放射線をマウス30匹に照射して、ビタミンCの投与後の効果を実験しました。
その結果、体重1キロあたり3グラムの大量のビタミンCを投与した15匹は、骨髄細胞の損傷が抑えられて14匹が生存していて、一方、何も投与しない15匹のうち8匹は、骨髄細胞が死滅して1~2週間で死亡したそうです。
この結果から、高濃度ビタミンCを、被曝後に投与すると、遺伝子の損傷などが軽減されることが分かりました。
これは、以前から予測はされていましたが、高濃度ビタミンCが放射線被ばくに対する対策になり得るという意味で、大切な研究だと思います。
放射線治療後の、放射線による被曝による様々な障害に対しても効果を発揮する可能性もあると思われます。
また、人は地球上で生活をしているだけで、放射線の被曝をしています。長期間になれば、その障害が体に起こってくる事も、予想されます。
この様な状況に対して、高濃度ビタミンCは、予防効果を発揮してくれると考えられます。
当クリニックでは、高濃度ビタミンC点滴を行っておりますので、様々な被曝のご心配のある方は、ご相談ください。
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